FXのスプレッドと手数料の違いや考え方

スプレッドは第二の手数料

スプレッドとは、FX業者の「Bid(売り値段)」と「Ask(買い値段)」の差額のことです。トレーダーが新規注文、決済注文すると差額をFX業者に支払います。

スプレッドチャート

上記はDMM FXの取引画面の例です。左側の米ドル円の場合、売値が76.973で買値が76.978なので、差額の0.005=0.5銭がFX業者に支払うスプレッドということになります。

現在ほとんどのFX業者においても取引手数料は当たり前になっています。そのため、トレーダーにとって実質的な手数料になるのがこのスプレッドです。FXでは売り買いするたびにスプレッドがかかってくるため、FXで利益を出すにはスプレッドの幅以上、ポジションを持った方向(買いor売り)に動かなければいけません。

また、FX業者や通貨によりスプレッドの幅に差があります。特に業者を選ぶときにスプレッドが小さい業者を選ばなければ、利益を出す為により大きな動きが必要になってしまいます。FX業者選びの際のもっとも大きな判断基準のひとつといえるでしょう。

FX業者選びの際のスプレッドの見方

基本的にはスプレッドが小さいほうが得をするといえます。手数料がかかる業者の場合はスプレッドと手数料を足した額で比べることになります。

実際の例を挙げてみると、大半のFX業者の取引単位である1万通貨の場合、スプレッドが0.5銭だと一回の取引で50円かかることになります。また、1.5銭の業者の場合は150円かかります。

両業者の差額を比べると、1回の取引では100円になり、同様の取引を1日5回続けた場合、1年後の両業者に支払ったスプレッドの差額は125,000円にもなります。

取引単位が大きかったり、取引回数を多く考えている方は、よりスプレッドの小さい業者を選ぶ必要があることがわかります。

選ぶ際の目安としては、米ドル円の場合、変動性スプレッドなら0.8銭、固定スプレッドなら1銭前後なら、現在のFX業者の中では安いといえるのではないでしょうか。

固定スプレッドの考察

取引条件の競争激化が進むFX業界では、トレーダー達に関心の深いスプレッドを固定化して安心できる取引を提供している業者が増えています。

低スプレッドでも変動制をとっている業者の場合、重要指標発表時などには4銭~6銭もの幅がひらくことがあるため、そういったときでも比較的安心して取引を行えるというメリットがあります。

しかし、実際には原則固定ということで指標発表時など相場が荒れているときには動いてしまいます。

そのため、スプレッドが固定だから良いというわけではなく、取引スタイルにあわせて業者を選ぶ必要があります

たとえば、

  • 指標発表時の荒れ場を狙うなら固定スプレッド
  • デイトレードで取引量が多いなら単純にスプレッドが小さい業者

という風に、自分に合った業者を選ぶ必要があります。

取引スタイルごとの業者の選び方は、取引スタイルの決め方や、最新FX業者サービス一覧などで紹介していますので、そちらもご覧ください。

まとめ

スプレッドは実質的な手数料であり、業者選びの際には特に考慮しなければならない重要判断基準です。

基本的にはスプレッドは小さいほうが有利といえ、固定スプレッドや変動スプレッドの選択は自分の取引スタイルに合ったものを選びましょう。

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